南国の植物


熱帯3大花木

サイパンに咲く深紅の花

フレームツリー/鳳凰木/火焔樹/
この木は、熱帯3大花木と言われており、それらは以下のとおり。
*アフリカン・チューリップ・ツリー(African Tulip Tree)
*ジャカランダ(Jacaranda)、
*ホウオウボク(鳳凰木)これらの木は熱帯各地では街路樹として植えられ、時期が来ると鮮やかな花をつけます。
サイパンでは街路樹にフレームツリー(鳳凰木)が多く植えられて5・6月には満開を迎えます。戦前この地で暮らした日本人は一斉に花をつける光景を桜のそれと合わせて南洋桜と呼んでいました。

 フレームツリーはこちらでは普通に火焔樹と呼んでいますが、それは正式な和名ではなく、鳳凰木が正しい。しかしながら、一斉に真紅の花をつける光景はまるで木全体が燃え上がるようにも見えます。鳳凰木より火焔樹のほうが親しみやすい名であることは確かです。
ちなみにアフリカン・チューリップ・ツリーは和名が火焔木とされていて、こちらも赤い大きな花をつけます。


 鳳凰木を事典で引くと【マメ科の常緑高木。マダガスカル島原産。

熱帯地方で街路樹とする。傘状の樹冠をなし、葉は羽状複葉。花は大きく赤色五弁で総状について美しい。花は黄色染料、種子は食用、樹液はアラビアゴムの代用、材は用材とする。】と書いてあります。

この記述の中で、種子は食用になるとありますが、どうも食べれるような代物ではありません。

昔の人は何か加工を施して食用にしたのでしょうか、不明です。

 紅く咲き誇るサイパンの鳳凰木は3月ごろから咲き始めて5〜6月ごろが最盛期で、木の枝いっぱいに花が咲き葉が見えないほどになります。つまり大きな木全体が赤く咲いた花で覆われるのです。

マメ科なので花が終わると大きなさを付けます。長さ40p余・幅4pの大きくて固いさやの中には当然豆が入っています。この木は街路樹としても美しい木ですが、樹液はアラビアゴムの代用となり、また花は黄色染料にもなります。

木の質は固く良質なので、いろいろな建材に利用されてきました。

サイパンでは、毎年花の咲く時期にフレームツリーアートフェスティバルが開催されます。

マリアナ・ミクロネシアから多くのアーティストが集まりそれぞれの作品を展示販売しています。屋台もたくさん出展されてサイパンでの一大イベントです。